
声がけ
どんな声をかければいいか?
指導者なら、みんな、知りたいところです。
でも、例えば「バカ」って言うとする(バカか、と言われそうですが⋯)。
指導者なら、これは言っちゃダメって即答すると思いますが、
ちょっとだけ考えてください。
「バカ」と言われた選手が、温かい気持ちになるシチュエーションってないですか?
例えば、選手が友達を笑わせようとして、おちゃらけていたとします。
みんながその選手を温かく見守りながら笑っています。
そのとき、コーチが微笑みながら穏やかに、「バカか!⋯おまえは!」と言ったら、
言われた選手は、愛情すら感じるでしょう。
このとき、「バカ」は「言うべき言葉」になります。
声がけって、どの単語を選ぶか、ではなく、
場が和むか、場が盛り上がるか、といった
「声をかける理由」を果たしているかと、
それに加えて「相手が傷つかない」ことのセットが重要なんです。
つまり、相手を傷つけるのを目的とした言葉は絶対に出してはいけない。
深掘りすれば、
相手が傷つかないだけでなく、
ハラスメントと受け取られないということにもなりますし、
嫌われない、ひいては、好かれる!というところにも繋がります。
ところで、選手が好きな指導者ってご存知ですか?
これ、意外かもしれませんが、
面白い、楽しい、清潔、とか、分かりやすいのに混じって、
熱心な指導・的確な指導をしてくれるってのもあるんです。
ということは、
好かれる!って、チャラッとして選手を笑わせるとかじゃなくて、
信頼されるってことになります。
では、信頼されるって?
これを考えたことがあるかが、
すでに信頼に向かおうとしているかが判断できちゃうわけですが、
まとめると、次のようなことになるんじゃないかと。
・言葉と行動が一致している
・気分や相手によって態度を変えない
・自分の都合だけで動かない
・相手の未来や成功を本気で願う
・自ら学ぶ姿勢を持ち続ける
ここに「言葉」を加えると、さらに理解が深まります。
・言葉と行動が一致している
・気分や相手によって言葉や態度を変えない
・自分の都合だけを主張する言葉を出さない
・相手の未来や成功を本気で願う言葉がけ
・自ら学ぶ姿勢を言葉にし続ける
結局「何を言うか」ではなく「どんな想いで言うか」です。
ぎゅっとまとめると、
「選手の未来や成功を本気で願い、自ら学び続ける、と伝わる言葉がけ」
これが理想の言葉がけ、と言うことになります。
それは分かったけど、そうは言っても、
具体的な言葉がけについて、シチュエーション別に知りたいという方のために
年齢別、状況別の、言葉がけ一覧(説明付き)をご用意しています。
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例を挙げますね。
Q
選手が重要な試合で勝って帰ってきた。その時かけるのに適した言葉は?
A
→おかえり/小さく拍手して歓迎しながら迎え入れます。
※大袈裟に勝利を祝ったりすると、勝利こそ全てという空気になり、活躍した選手を妬む選手も出てきます。妬みの感情がチームに広がると勝利が遠ざかります。特定の選手の勝利は喜ばしい通過点として、チーム全員が更なる高みに向かう雰囲気をつくりましょう。
注)2026年7月5日現在は準備中です。ご予約となります。
