コーチの悩みをほどく「コーチのコーチ」

池上信三/いけがみしんぞう
答えは、すぐ隣にあるのに、なぜか見えないもの。
気づけそうで気づけないコーチのもどかしさを、別の視点からほどきます。
MFフィギュアスケートアカデミー、オフアイスコーチ
あなたのスポーツはもっとレベルアップできる
7つの信念/なぜあなたがレベルアップ可能と言えるか
これだけ覚えろ!絶対負けない喧嘩のコツ
昨日より、突然10倍カワイくなる3分間化粧術
つい見たくなるのは、興味があるから、そして
⋯研究したいから。
だれでも本当は研究者です。
スポーツは、研究ネタがギッシリ詰まった面白ボックス。
嫌なことを根性という価値観にすり替えるより、
勝つための具体的な方法を知りたくなるスイッチを押した方が
選手は確実に伸びる。
好きこそ物の上手なれ。
根性で耐えるスポーツから、
研究心で伸びるスポーツへ。
筋力は必須。そりゃそうです。
身体を支え、動きを安定させ、技術を発揮するための土台になる。
でも、筋力は技術の代わりにはなりません⋯。
・動きの順番がズレている。
・力を入れる部分が違う。
・タイミングが合わない。
・必要以上に力んでしまう。
この状態で身体を鍛えると、競技力が伸びないどころか、落ちることすらあります。
間違った動き、力み、クセまでも、一緒に強化されてしまうからです。
筋力は「正しい技術」と出会ったとき、可能性を大きく押し上げるブースター!
身体を追い込む前に、技術を伸ばす。
筋トレの時間を、技術トレーニングの時間に変えていく。
これが、選手を最速で伸ばす方法でした。
緊張すればパフォーマンスが落ちます。
安心環境ならパフォーマンスが上がります。
・失敗を責められれば挑戦できない
・威圧したら縮こまる
・否定すれば混乱する
だからこそ「安心環境」を整えなければなりません。
・安心して試せる
・自分の小さな変化にも気づける
・失敗を責められないから、挑戦できる
安心環境づくりは、遠回りに見えて、最も確かな上達の入口です。
筋力が強い、バネがある、足が速い、肩が強いなど、誰にでも見える勝利の条件があります。
信頼されている、応援したくなる、周りを勝利に巻き込める、意識が高い、なども、勝利の条件です。
視力が良い、疲労が回復しやすい、代謝が優れる、免疫が強いなど、身体の内側の条件も、勝利の条件です。
独自のテーマを見つけられる、うまい人との差を見つけて自分の動きに反映できる、ルールを深く理解して活用できる、栄養と動作の関係を探れるなど、着眼点や思考範囲の広さも勝利の条件です。
鮮明なイメージを持っている、勝利への確信がある、未来予測を行動のベースにしている、情報を適切に取捨選択できるなど、思考の状態も勝利の条件です。
また、安心環境、応援される雰囲気、サポーター、温かな目線なども、勝利の条件です。
無数にある「勝利の条件のピース」を、「より多く、厚く持っているチーム」ほど「勝利の確率」が確実に上がります。
スポーツは勝利の条件の保有数で勝敗が決まります。
「◯◯の練習をすれば勝てる」という一直線に進む話ではなく、
勝利の条件を知る。条件を確認する。条件を揃える。条件を整える。
これが、勝利に向かうチームがすべきこと。
勝利の条件-1024x768.png)
「選手がミスした」
ここで怒りが湧くとしたら、「次にミスを次に起こさせない方法」の選択肢が無いからです。
私の経験では「怒りは、選択肢の少なさに比例」します。
だって、アドバイスをしてもミスするとしたら、次のアドバイスを試せば良いだけ。
もし、次のアドバイスを持っていなければ、怒るしか無い。⋯ということです。
無限に選択肢を発案できれば、怒りが湧くことはありません。
勝利に役立つことは全部使う。
だから、知らなければ教える、知っていれば引き出す。この段階を経て、
「選手が自ら情報を集めて自動運転」するよう導く。
現場の悩みは、メンタルだけはない、技術上達の方法だって必要。コーチングだけじゃ無い、教えることだって必要。チームビルディングだけじゃ無い、個を伸ばすことも必要。
・力学から導いた技術
・ゲシュタルト脳
・日本語の特徴を生かした指導言語
・ネガな記憶からのムダ通知に翻弄される心理
・一方向を多方面の視点から見る組織
・無意識がつくらせる未来の設計
これらを横断して、選手とチームが動き出す「別の視点からの次の一手」を見つけます。

過去のサポート例
少々お待ちください
少々お待ちください
