専門家であればあるほど断言を避ける

正しいことを見つめると発言が慎重になるのです

どうしたら僕の記録が上がりますか?

と質問した時に

「◯◯すれば絶対上達するぞ!」
「やる気がありさえすればできるんだ!」

など、断言するタイプの人が指導者だったら超慎重にその人を観察して質問してください。
どうして断言できるんですか?と・・・でも、実際したら怒られるからやめた方が賢明です。

さて、徹底的に突き詰めている専門家は、その分野に詳しくなるほどに
他の可能性についても思いつくのです。
真の専門家は、あなたが伸びる可能性についていくつもアイデアを挙げるのです。

ところが、真の専門家でない人はひとつのことを言い切って断言する。
断言のパワーは恐ろしく強烈で、だから根も葉もない方法でも「断言の力」で
20%くらいの選手は(そもそも自分が持っている能力で)伸びるのです。

LGCMスポーツアドバイザーは真の専門家だから
あなたの記録を上げる方法は?と聞かれたら

多岐にわたる「伸びる理由」をたくさん挙げて
可能性が高い順に並べてから
順番通り試してみましょう

ということになるでしょう。

では「絶対」とは何か。
スポーツする環境下(ニュートン物理学場)においては
物理が絶対です。それ以外の絶対は存在しません。

それ以外の力学、生理学、心理学・・・は可能性を示すだけなのです。

あなたが伸びる可能性の高い方法を見極める能力が優れた指導者かどうかの分かれ道

(今、見つけることができている)あなたが伸びる可能性の見つけ方は
おいおいご紹介していきます。

おすすめの記事