練習したくない時は嘘をつかなければならないことをわかってあげる
学校に行くたくない時
「お腹が痛い」と言った経験のある人は多でしょう。
学校に行きたくないのが理由なので実際は痛くないずですが
その嘘を「真実味を帯びて演技するほど」に
「実際にお腹が痛い」という状態にまでできてしまいます。
選手を見るときには
その言葉はどうして出たのかを慎重に見極める必要があります。
どこかが痛いという時は、本当に痛い所見があるのかを確認する必要がありますが
ここで一番大切なのは
「その嘘をつかなければならない理由をわかってあげること」です。
結果が出ない言い訳をあらかじめ用意する発想力
ある程度成績が高い選手にありがちなのは
「これからする試合で結果を出せないかもしれない」という状況の時
「結果が出なかった言い訳をあらかじめ用意する」ことを無意識に行うことがあるのです。
テストの成績が出ないかもしれないとき →病気だったことにする
試合の結果を出すための練習をしたくない時 →いじめられていたことにする
など、本当の理由とは違う「正統性のありそうな理由」をクリエイティブに作り出します。
それに直面した時は、とにかく、分かってあげましょう。
「お腹が痛いんだね、無理しなくていいよ」
「いじめられているの?話を聞かせてくれることはできる?」
など分かってあげる行動をとってあげることで
嘘をついている選手自身がそのことに気づくことと
そんな自分でも受け入れてくれているという安心感を与えることができます。
インテグリティー(※)な人であればどうするかを考えることで
インテグリティーに近づく発想を持つことができますから。