どうして出来ないんだ!・・それ言ったら終わり

選手が必要としているのは、出来そうなイメージ

人間が新しい動きを獲得するためには

①新しい動きのイメージを描けることと
②イメージを動きに変換するスキルがある

ことが必須です。

ダンサーが複雑な振りをササッと出来てしまうように
スポーツ動作の変更も器用に出来てしまう能力をあらかじめ持っていないと
監督やコーチが提案した動作ができるようにはならないのです。

その基礎能力を身につける近道は

未体験の単純な動作を
じっくり丁寧に身につける練習を地道ににすること。

慌てずにこれを繰り返していくことで
脳に動きのイメージと、体までの神経が養われていき
あるとき突然、イメージができて、すぐに動けちゃう人になるのです。

「どうして出来ないんだ!」・・・これを言ったらアウトです。
指導者の思考の限界がここだと宣言しているようなものです。

①イメージを描けているか
②動きに変えるスキルが未熟なのか

を判断して、それぞれを作るところからやり直せばいいんです。

おすすめの記事